英国と日本が若者のモビリティ制度を拡大
この拡大措置は今年、日英別々の日程で導入され、両国籍の年間割り当て枠が拡大されるとともに、日本国籍者の抽選手続きが廃止されます。
日英間のビザ制度の相互拡大により、英国と日本のより多くの若者が、互いの国で人生を変えるような機会を経験できるようになります。
2024年1月31日より、ユース・モビリティ・スキーム（YMS）ビザを申請できる日本人の数が年間6,000人に増加します。さらに、日本のワーキング・ホリデー・スキーム（WHS）を申請できる英国人の数も、2024年4月1日から年間6,000人に増加します。
YMSビザの申請を希望する日本人は、抽選に応募する必要がなくなり、申請資格を満たしていれば、1月31日以降はいつでも申請することが可能です。
これまで何千人もの若者がユース・モビリティ・スキームを利用して英国を旅し、働き、探策し、その過程で異なる文化や社会への理解を深めてきました。これは、ワーキング・ホリデー制度を利用して日本で過ごす英国の若者にも当てはまります。
今回の発表について、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使は次のように述べました。 「英国と日本のパートナーシップはかつてないほど強固なものとなっており、その中心にあるのは人と人とのつながりです。ユース・モビリティ・スキームやワーキング・ホリデー・スキームのような制度は、人生を変えるほどの機会を提供し、新たな考え方への扉を開くものです。このような機会が増えるのは素晴らしいことです」
UKVIのアジア太平洋地域責任者であるマイケル・ルッツは、 「より多くの日本の若者が英国で生活し、働き、生涯のつながりを築き、日英両国の永続的なつながりを強化する機会を得られるよう、ビザ制度を拡大できたことを嬉しく思います」と述べました。
ユース・モビリティ・スキームとワーキング・ホリデー・スキームの拡大は、昨年5月に日英両首相が発表した広島アコードの下、日英両国間の人的交流を活性化させるという両国の長年のコミットメントを実現するための主要な成果です。